3月下旬に引越を考えている方!
早く相見積もりをして引越業者見つけなきゃダメですよ!
かくいう我が家も転勤4人家族で今年の3月下旬に会社の転勤に伴い転勤予定でした、先週大慌てで引越の相見積もりをしました。
とは言ってもどうすればいいの?
相見積もりはいろいろな業者に会わなければいけないからめんどくさい…
引越直前にしたので大丈夫でしょ?
いろいろな疑問があると思います。
今回は私が引越業者大手のサカイ引越センターとアート引越センターに引越の相見積もりをした際のことをみなさんにお伝えします。
引越を検討されている方の参考になればうれしいです。
我が家の場合、結論
我が家の場合
我が家は状況は
- 私、妻、2歳児、0歳児の4人暮らし
- 会社の異動に伴い3月下旬に引越予定
- 引越先は約50キロ離れている同一県内
- 荷物は、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなどの家電と段ボール約50箱分の荷物
- 現在2LDKの1、2階アパート→転居先も同様に2LDKのアパート
です。
先週妻と相談して初めて引越の相見積もりをとることにしました。
相見積もりをとった結果
相見積もりをとった結果
サカイ引越センター
にお願いすることにしました。
それも費用
89,650円
です。(エアコン着脱工事有)
まあまあ安くできたと思います。
ただ、工事の日程を4月上旬に変更したので、その分、引越前の住居の家賃を日割りで支払わなければいけませんが…
どんな流れで相見積もりをとっていったか詳しく見ていきましょう。
相見積もりのながれ
無料一括見積もり
まず、インターネットで無料一括見積もりをする必要があります。
電話で引越業者にそれぞれ電話するという手もありますが、自分の住んでいる地域にどんな引越業者がいるか把握する点で、無料一括見もりのサイトを使うのがいいでしょう。
有名なところでは価格COM、SUUMO、引越侍があります。
私が利用したのはSUUMOの下記サイトです。
サイトには自分のメールアドレスから氏名などを登録し、大まかな荷物について確認事項に従って入力していきました。
私の住居地の場合、利用可能な引越業者が4社ほどいることが判明しました。
そして、各業者からメールが送信されてくるのですが、だいたいの業者の場合
メールでの見積にはならず、住居地に担当者を派遣させるので電話をしてください
という趣旨のメールでした。
自宅にて引越業者と面接
私の場合4社のうち3社に連絡をしました。
インターネットで調べていたら、どこでも書かれているのですが
相見積もりは3社以上からとることが定石
との意見が大半だったので、私ももれなくそうしました。
ただ、1社からは
「3月下旬は空いていない、4月11日以降になる」
と言われたので一旦保留にしました。
そうです、引越業者は3月中旬頃から4月上旬頃まで(今年は4月10日日曜日まで)が忙しいピークなのです。
つまり、その期間は引越業者はかなり強気な値段交渉をするということです!
私がこのことを知ったのも今回、いろいろと調べていた過程で初めて知りました。
結局、有名どころのサカイ引越センターとアート引越センターに電話をして各担当者に住居地にきてもらって相見積もりをとってもらうことになりました。
住居地での相見積もり
引越業者の各担当者が連絡をしたその日のうちに住居地に来てくれました。
今回は、先にアート引越センターの感じのいい兄ちゃんがきてくれました。
そして、大まかな荷物の量を確認して、こちらの希望を一通り聞いてなにやらタブレットで作業をしたのち、その場で見積書を出してくれました。
その額
3月下旬で319,308円
です。
私と妻は
ぐにゃ~
のカイジ状態になりました。
アート引越センターの兄ちゃんが帰ったのち、再度作戦変更しました。
「高ないか?」
というのが2人の共通認識だったので、期間を4月上旬にすることも視野に入れることにしました。
アート引越センターの兄ちゃんに4月上旬の値段について確認したところ
どんなに高くても15万円を上回ることはない
との回答でした。
そして、次は数時間後にサカイ引越センターの兄ちゃんが来ました。
そして、一通り荷物を見たのち、こちらの希望を聞いて見積を出してくれました。
サカイ引越センターの兄ちゃんにはいろいろと相見積における心理戦がありました。(詳しくは下記で)
そして、当初の希望期間とは若干違う引越日が4月10日ではありますが、額が
89,650円
になりました。
妻と目くばせをして
「これなら戦える」
と確認しあい、その値段でサカイ引越センターにお願いすることにしました。
相見積もりの心理戦の様子
アート引越センターの場合
先行はアート引越センターです。
アート引越センターの兄ちゃんはとても感じのいい雰囲気でした。
真摯にこちらの要望に聞いてくれ、終始対応が良かったです。
「いやー今の時期は忙しくてこの後もすぐに他のお客さん回らないといけないですよ」
なんて言いながら対応してくれました。
そして手際よく荷物を確認しました。
また私たちの要望としてエアコンの着脱工事も依頼したいと伝えました。
ここでしれっと
「いやーあとでサカイさんもくるんですよねー」
なんてなれない感じで心理戦の主導権を握ろうとしていました。
「なるほど、わかりました、わかりました。」
得にライバルを気にする様子なく手際よくタブレットに情報を入力しながら、上司と連絡をとりあいながら出してもらった見積が
こちらになります
319,308円ドーン!!
私と妻グニャ~
の流れでした。
「兄ちゃんもう少しまからんの?」
相場は何となく10万円から15万円くらいと思っていた私たち2人、そう聞きました。
「基本はこの値段です、ただ、どんなにがんばってもこの時期は厳しいです」
「そうかい兄ちゃん…」
その場で妻と作戦会議して
「じゃあ4月上旬は?」
と聞いて、少しずらして相見積もりをとってもらうことにしました。
ただ、次の客の見積時間に間に合わないとのことで正確な見積はもらえずに
「4月上旬なら15万円を上回ることはない」
という情報をもらいました。
アート引越センターの兄ちゃんは去り際に
「サカイ引越センターは契約するまで居座ったり、希望していないのに段ボールを置いて帰ったりするので気を付けて」
と怖いことを言って去りました。
今思えば心理戦の一環だったのでしょうが、私と妻はそれを聞いて怖くなりながら、次のサカイ引越センターを迎え撃つことにしたのです。
サカイ引越センターの場合
同じ日にサカイ引越センターの兄ちゃんが来ました。
妻との作戦会議で最初から4月上旬の見積をとってもらうことにしました。
4月上旬の元の住居地の家賃は日割りで払い、その間妻と子どもは妻の実家に行くことにしました。
3月下旬は勝負にならんというのが共通見解でした。
そして、サカイ引越センターの兄ちゃんが来ました。
人当たりのよさは先ほどのアート引越センターの兄ちゃんには少し劣る感じがするけど、それでもまあ真摯に対応してくれ、アート引越センターの兄ちゃんが言うような怖い感じはありませんでした。
そして、一通り荷物を見終わったのちにこちらから
「先ほどアートさんも来てたんですよね~」
なんて言いながら相手の反応を見ていました。
そして、こちらの要望を一通り聞いて
「費用はどのくらいでお考えですか?」
なんて聞かれました。
先ほどアート引越センターから4月上旬の相場は15万円以下ということを聞いていたので
「10万円切ればうれしいですね~」
なんて言いました。
すると兄ちゃんはすぐに電卓をたたきだして
「これならいかがでしょう?」
妻と顔を見合わせ
「これなら戦えるんじゃね」
と心の中で言い合いました。
その額はエアコンの着脱工事と合わせて洗濯機の取り付け工事も要望していたのですが、結局値段を呈示されてから
「洗濯機は自分らでつけれるか」
ということになり、その額から差し引いて
89,650円
になったのでした。
しかも、次期は4月11日以降と思っていたのですが、うまく業者の予定が空いていたので
「4月10日の月曜日にしましょう」
ということになり、少しだけ予定より早い引越にできました。
私と妻は
「これは成功の部類じゃね」
と内心勝利を確信しました。
結局、これはアート引越センターの兄ちゃんの言ったとおりになったのですが
この場で契約してください
とは言われました。
ただ、妻も私もこの値段に納得はしていたので、その場で契約することにしました。
アート、サカイの駆け引き
商売ごとなので、アート、サカイが互いにディスリあったり、持ち上げたりしていたのがおもしろかったです。
先行のアートは先ほどお伝えしたように
サカイは契約を急ぐ傾向にある
ということをしきりに言ってきました。
また、
その場で契約しないと帰らなかったり段ボールを置いて行ったりする
とこちらに恐怖心を植え付けてきたりもしました。
後攻のサカイは
アートさんの見積はこうなっていませんか?
この工事の値段がこうなっていたら追加費用を払う必要があるので注意です
などと先行の見積について具体的に指摘してきました。
その点ではやはり
「後攻になるほど業者も交渉が有利なんだな」
と感じました。
相見積もりで気をつけること
3月下旬は業者が強気になる
3月下旬の値段交渉は難しいと感じました。
業者としても勝手に大勢の客が依頼する時期なので、殿様商売しやすい時期と感じました。
事前の情報収集は大事
私たちの場合は、最初のアート引越センターの兄ちゃんに色々と聞いて情報を仕入れました。
アート引越センターが来る前に事前に情報収集をしていれば、もっとうまく交渉することができたかもしれません。
ただ、先行の業者から生の意見が聞けるので、それはそれで有益なことだなとも思いました。
そういう視点から言えば、先行は優先順位の低い業者を呼んだほうがいいかもしれません。
業者との日程調整を工夫する
また、過去に車を売却する際に使用したテクニックですが、わざと業者がくる時間をバッティングさせて業者を呼べば、業者同士が勝手に値引き合戦をしてくれたので楽でした。
このテクニックも応用できると思うので、業者の日程があえば試してみる価値ありです。
早めに相見積もりをとる
これが一番大事かもしれませんが早めに相見積もりをとることが大事です。
私も今回初めて知った大事な情報が
ということです。
つまり、引越の可能性が高いのであれば、その段階で見積をとることが可能だということです。
もちろん、まだ引越をするかどうかわからないのに契約をすることはどうかと思いますが、引越をする可能性がかなり高いのであれば、その段階で相見積もりをとったほうが、業者の日程の枠も埋まっていないのでこちらの有利に交渉をすすめることができるのです。
また事前に下調べをする時間もあれば、日程が空いている業者も増えるので、交渉の余地が広がるというわけです。
おわりに
結果的に我が家の場合、時期は少しずらしましたが
20万円以上
引越費用を安くすることに成功しました。
サカイ引越センター、アート引越センターのような大手となると、それほどサービスに差は感じませんでした。
だからこそ、こちらが事前に情報収集をしておくことが本当に大事だと感じました。
みなさんの参考になればうれしいです。
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